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※弘法大師のお言葉より抜粋

普段の暮らしの中でもなるべく十善戒を意識するようにしています。

十善戒は仏教の修験者だけに与えられる特別な戒めではなくて

誰もが人として生きていくうえで、心がけておきたい言葉だと思います。

自分の言葉や行動については努めて気をつけていれば、なんとかなるものなのですが

心の中の感情をコントロールするのはなかなか難しいものです。

常に穏やかな心でありたいと思ってはいますが

他人の素行が目についてイライラしたり、怒ってみたりと・・・

ああ・・・これじゃいけないなぁと反省する日々です。

生き方も考え方も人それぞれ違いますから

自分の価値観だけで物事を図らないようにしたいものです。

何事もままならない世の中ですが

愚痴や不平不満に心を荒めず

穏やかに澄んだ心根で生きていたいものです

「因果応報」

生きていくなかで、良い事も悪い事もすべて

やがては自分にはね返ってくるのだと身をもって知りました

過去を取り消す事も、やり直す事も誰にもできません。

私の人生も、思えば悔やまれる事ばかりで

決して正しく立派なものではありませんでした

山あり  谷あり  ・・またまた谷あり・・で

50を過ぎてようやく、ほんの少しですが

人として人らしい考え方、生き方が出来るようになった気がします。

 

「地獄は恐ろしいところだと言われているが必ずしもそうではない。

 善心を発揮するならば、仏が救ってくださるからである。

 栄えるのも衰えるのも、みな自分の善行と悪行によるものである。

 善心を発揮して行動するならば必ず幸せになることができる。」

 

救われたいと都合のいい事は言いませんが

過去を後悔する心があるのなら 

今を「善」として生きていきたいと考えれるようになりました。

完全無欠な人などそうそう居るものではないでしょう

人は皆、さまざまな罪や思いを抱えて生きているのだと思います。

誰かに助けられ支えられて「生かされている」

ありがとうの心を忘れず 今日に感謝して

一期一会の「縁」を大切にしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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